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本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!~ミニトマトとブリのニンニクトマト煮込み~

2024/01/30
皆さんこんにちは。宮崎太陽農園 スタッフです。
ご挨拶が少し遅れてしまいましたが、本年も宮崎太陽農園をどうぞよろしくお願い申し上げます。

今月から新たな1年が始まり、冬の味覚が美味しい季節真っ最中ですね~。

みかん、いちご、大根、白菜等のフルーツや野菜、
ブリ、カニ、イセエビ、ふぐ等海の幸も勢ぞろいですね~。

ブリといえば「出世魚」と呼ばれておりますが、
皆さん出世魚とはそもそも何なのか。意外と知らないのではないでしょうか?

今回はそんな旬の食材「ブリ」にちなんで「出世魚
についてお話をしていきたいと思います。

そして皆さんお待ちかね、ブログの最後には
ブリとミニトマトを使った体の芯から温まる栄養満点なレシピをご紹介いたしますので、
今回もぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです♪

それでは、どうぞ!



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まず初めに、「出世魚」とは、「成長するにつれ呼び方が変わる魚」のことです。

では、なぜ成長するにつれ呼び方を変えるようになったのか。
それは江戸時代までさかのぼり、武士の習慣にあると言われています。

当時武士の間では、成人を迎えると、幼少期に付けられた名前から
大人の名前に変える習慣がありました。
(豊臣秀吉の日吉丸や、徳川家康の竹千代が有名ですね。)

また、出世(社会的に高い地位を得ること)の際にもその地位に合った名前に改名することが多く、縁起が良いとされてきました。
このような習慣から成長するにつれ名前を変える魚は「出世魚」と呼び、縁起が良いと喜ばれるようになったんだそうです。

という事で、出世魚の始まりについてお判りいただいたところで、
出世魚と呼ばれるのに必要な条件」という所もご紹介いたしましょう。

実は意外や意外。成長とともに呼び名が変化するにも関わらず、出世魚と呼ばれない魚もいるんです!
出世魚には、縁起が良かったり傷みにくかったりと、人から好まれる条件が必要になるんだそうです。

ではここからは代表的な「出世魚」をご紹介いたしましょう。


◇ブリ
Yellowtail-02.png

出世魚代表とも言えるブリは、各地で様々な呼ばれ方をされており、
以下にご紹介するのはほんの一部で、ブリの呼び名は100種類以上あると言われています、、、。

(関東付近)
20~40cm 「モジャコ」
40~60cm 「ワカシ」
60~80cm 「イナダ」
80cm以上 「ワラサ/ブリ」


◇ボラ
Mullet-02.png

(関東付近)
10cm以下 「オボコ」
10~15cm 「イナッコ/スバシリ」
15~30cm 「イナ」
30~50cm 「ボラ」
50cm以上 「トド」

「オボコ」は幼いことや初々しいことを表す時に使われる「おぼこい」、
「イナ」は男気溢れる男性を表す「いなせ」、
「トド」は結局、行き着くところという事を表す「とどのつまり」の語源になったと言われています。
これは諸説ありますが、ボラは昔から日本人に身近な魚であったことが分かりますね。



さて、ここからは出世魚に「間違われやすい」お魚をご紹介いたしましょう。

魚の中には、成長するにつれ名前が変わるにも関わらず、出世魚と呼ばれない方もいらっしゃるんです。
先に述べた通り、出世魚と呼ばれる為には、
「縁起の良い魚」であることが条件
として必要です。

◇カンパチ
Bernsteinmakrele-02.png

地域によって様々な呼び名があるため、出世魚だと思いこんでいる方も多いようですが、実は出世魚ではないんだそうです。

35cm以下 「ショッコ」
35~60cm 「シオゴ」
60~80cm 「アカハナ」
80cm以上 「カンパチ」


◇マグロ
Tuna-02.png

スーパーやお寿司屋さん等で見かける事が多く、身近な魚と言えるマグロも、実は成長するごとに名前が変化します!
そんなマグロは、今でこそ人気の高いマグロですが、江戸時代以前は冷蔵技術が発達していないこともあり、痛みやすい赤身は敬遠される存在でした。
そのため、出世魚として認識されることがなかったのです、、、。

20~50kg 「カキノタネ/メジ」
50kg以上 「チュウボウ/マグロ」






、、、いかがでしたでしょうか。
大きさや地域によって呼び方が変わってくるので、旅行に出かけた際に意識して違いを見つけてみるのも面白そうですね♪



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ニンニクの風かおる~ミニトマトとブリのニンニクトマト煮込み~

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■材料

・ブリ切り身 2.3切れ
・ミニトマト 7.8個
・ズッキーニ 1本
・ニンニク 2かけ

・トマト缶 1本
・料理酒or白ワイン  50ml~100ml
・オリーブオイル 適量
・塩 少々
・コショウ 少々
・粉バジル 少々

■作り方

・ブリをバットのような容器に並べ
塩を全体に振りかけ冷蔵庫で20分程度寝かせましょう。おやすみなさい、、、。

・冷蔵庫からぶりを取り出し、安全な場所でブリに熱湯をかけ臭みを取ります。

・ミニトマトを1/2に切り、にんにくをみじん切り、
ズッキーニは食べやすい大きさに切りましょう。

・フライパンを火にかけ、オリーブオイル・ニンニクを入れこげないように香りを出します。

・ズッキーニ、ミニトマトを入れ優しく炒めます。

・続いてフライパンにブリを入れ、両面じっくり焼きます。

・トマト缶を入れ軽く煮立たせ、
料理酒を入れフタをして10分程度蒸し焼きにしましょう。

・ブリやミニトマトを皿に盛り、粉バジルを振りかけ完成です♪



今回はぶりを使いましたが違った魚介類はもちろん、
お肉を使ってもそれはそれで美味ですね~。

寒い日がまだまだ続く今日この頃ですので、
ぜひ今回のレシピにチャレンジしてあったかほっこりしてみてくださいね♪





さて、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
このくらいの時期になると年末年始の暴飲暴食疲れや、
休み明けの学校や仕事疲れがどっと出てくるので、
まずは体を冷やさないようにして、体調を崩さぬようお気を付けくださいね。

それでは皆さん、また次回お会いしましょう!





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