
2020/03/24
こんにちは、宮崎太陽農園 スタッフです。暖かい日や寒い日を繰り返し、少しづつ春を感じられる頃になってきましたね。
この頃の宮崎県は、ミニトマトの生育に丁度よい
天気や気温が続いており、当園のミニトマトは少しづつ赤い実を付けてきております。
↓↓↓↓

この写真の緑色のミニトマトは、本来は収穫済みであるべきミニトマトです。
このような状態は、どういう事かあちらこちらの農園で発生しているとのことです。
そもそもミニトマトはどのようにして成長していくのか、
簡単にですが、ここでご説明させて頂きます。
まず、花が咲き→花が実になり→実が大きくなり→赤くなり→収穫!、
という生育の流れがあるのですが、ミニトマトが収穫に至るまで成長するには
積算温度でだいたい900℃かかります。品種によって若干変わりますが、
当園で栽培している品種は概ねこちらです。
例えば、夏の平均気温が30℃だとすると、
900℃÷30℃=30日
、、、となりますので、花が咲いてそれが収穫できるまで約1ヶ月ということですね。
冬の場合、平均気温15℃だとすると
900℃÷15℃=60日
、、、夏の倍ほど時間がかかることになります。
これはどんな年も基本変わることはありません。
ただし、これに曇天が続く、長雨が続くなどといった要素が加わり、
微妙に前後していくことになります。
そして冒頭のお話に戻りますが、
3月~6月末ぐらいまでは、ミニトマトの最盛期なので、今頃ミニトマトは赤くなる頃なのですが
天気や気温が最適であっても、今回のようなことも起こるという事です。
単純に積算温度だけでは予測できない事が起きる事もあるのですね。
農業というのはとても奥が深いです、、、
皆様の元へいつも元気なミニトマトをお届けできますように、
宮崎太陽農園はミニトマト作りを日々追求して行きます!
~おまけ~
農園の回りの田んぼは、早ければ今週末ぐらいから田植えが始まります。
もう準備万端で田んぼは整備されており、苗を待っています。
という事でここで心の川柳を一つ、、、
田植えする 後姿は 腰ひかり
、、、いかがでしょうか??

それではまた。
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