宮崎太陽農園

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2020/07/27
こんにちは、宮崎太陽農園 スタッフです。

この頃は梅雨らしい天気が続いており、いっその事早く夏がやって来てほしいなと思う今日この頃ですね。
そんなこれからやって来る夏の季節に、海外でトマトの祭りがあることを皆さんはご存知ですか?
今回はスペインで開催されているトマト祭りについてお話していきたいと思います。

スペインのトマト祭り、その名も「ラ・トマティーナ」
スペイン国内はもちろんのこと、世界中の人たちが参加しトマトを投げ合う祭りです。
人口約1万人の街がそんな日には2万人以上に膨れ上がります。驚くべきトマトのカリスマ性ですね。

スペイン3大祭りの
セルビアの「春祭り」「牛追い祭り」
バレンシアの「火祭り」
に次ぎ、このトマト祭りはスペインの第4の祭りとも言える人気を誇っています。

8月にバルセロナへ行くのなら、ぜひ立ち寄って見てみたい祭りですね。

と、トマト祭りの事について簡単にご説明させていただいた所で
さらに詳しいご説明をしていきましょう。


まず、トマト祭りはスペイン東部のバレンシア州「ブニョール」という街で開催されます。
あのオリンピックが開催された街バルセロナからおよそ400km離れたとても静かな田舎町です。

そんな静かな街の様子が一気に変わる日、
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それが「ラ・トマティーナ」です。

大量のトマトを積んだトラックが街へやってきて
ものすごい勢いで街の人々に投げつけていきます。
投げつけられた街の人々はそのトマトを拾い
また投げ返す、もはや祭りというよりも
トマト喧嘩ですね。

しかし、柔らかいトマトでも全力で投げつけたら
意外と痛いものです。
愛にあふれるお祭りなのでそのままトマトを投げるのではなく、
少しだけ手の中でつぶしてから投げるみたいですよ。
トマトは皆さんを優しい気持ちにさせる素晴らしい野菜ですね。

そして、そんなトマト祭りに使われるトマトの量はおよそ100tと言われています。
数字だけ言われてもまったく想像がつきませんね、、、

ここまで話しましたが、きっとここで疑問が生まれますよね、
そもそもなんでこんな摩訶不思議な祭りが始まったの?と。

トマト祭りの始まりは諸説ありますが、1940年代
道端でトマトを売っていると、たまたま店先で喧嘩が始まり
ちょうどお店に並んでいたトマトを投げ合ったことが始まりだとのことです。
この喧嘩1つが少しづつ形を変え、かれこれ80年近く続いてしまうなんて、
これも人々を引き付けてしまうトマトの魅力の一つでしょうか?

そして最後に豆知識ですが、
100tものトマトが祭りに使われ、「トマト食べ放題!」と思うかもしれませんが
実はこの祭りに使われるトマトは祭り用に作られたトマトらしく
あまりおいしいものではないようです。

と言う事でトマトの祭りならぜひスペインへ
おいしいトマトを食べたい方は是非当園の栄養満点のミニトマトを
ご賞味ください!



~最後に~
現在、新型コロナウイルスの感染が世界中に広がっており、
日本や海外でイベントや祭りが次々に中止となっておりますが
一刻も早く感染の拡大が止まり、
安全で平和な世の中になることを心より願っております。


それではまた次回お会いしましょう。


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