2024/03/21
皆さんこんにちは。宮崎太陽農園 スタッフです。2月から3月にかけて日に日に春らしい日が増え、
やわらかい陽ざしでポカポカと、気持ちのいい春がやって来ましたね。
そんな春の入り口3月ですが、この季節は野菜や果実、おさかな等、旬を迎える食材がたくさんありますね。
春が旬の食材といえば、皆さんは何を思い浮かべますでしょうか?
春キャベツ、菜の花、フキノトウやイチゴなど、春らしい方々が勢ぞろいですね~。
そして結構知らない方も多いかもしれませんが、、、
実は「たけのこ」も今が旬の食材なんです!
今回はそんな「たけのこ」の歴史や栄養についてのお話と、
栄養満点なミニトマトと「たけのこ」を使った一風変わったレシピをご紹介いたしますので、
ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです~。
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~歴史~
まず、現在一般的に親しまれているたけのこ「孟宗竹」は中国江南地方が原産地で、
諸説ありますが、日本へは1740年(江戸時代頃)に伝わりました。
中国からまず琉球に入り、、、
それが薩摩へ伝わり、、、
さらに江戸にもたらされ、全国に広まっていったそうです。
ですが、北海道や東北では、寒さのため孟宗竹があまり育たず、
孟宗竹は東北より北の地域ではあまり生育しなかったそうです、、、。
そんな孟宗竹がうまく生育できなかった
東北より北の地域では、
孟宗竹より細く小さな「根曲がり竹」のほうが
一般的だと言われているそうです。
※突然ですがここで豆知識です。
根曲がり竹は、やわらかくアクが少ないため、たけのこごはんはもちろん味噌汁の具などさまざまな料理で楽しむことができますよ~
と、ここまでたけのこの歴史について軽く触れたところで、
皆さんお待ちかねの、たけのこに含まれる栄養素について、一部ですがご紹介をしていきましょう!
★
・チロシン
チロシンは、皮膚や髪の毛の色素になるメラニンの原料になります。
さらには積極的に摂取することで、
やる気や集中力を高めるのに効果があるといわれています。
・パントテン酸
パントテン酸は糖質、脂質、たんぱく質など
ほかの栄養素の代謝とエネルギーの生成に関係しており、
不足すると、成長障害や神経の異常、全身の疲れなどの症状が
現れることがあるんだそうです。怖いですね。
・食物繊維
食物繊維は、水溶性と不溶性があり、たけのこに多く含まれるのは
不溶性の食物繊維です。
腸を刺激して排便をスムーズにするほか、水分と一緒に人体にとって
不要なものを吸着して排出します。
・アスパラギン酸
アスパラギン酸は、即効性の高いエネルギー源として知られており、
スポーツ飲料や疲労回復ドリンクなどで良くつかわれていますね。
その他、カリウム、ビタミンC、マンガン、葉酸など、たけのこには
多様な栄養素が含まれています。
ちなみに、
たけのこを切ったときに節の間に見られる
白い粉のようなものの正体は、
アミノ酸の一種「チロシン」で、
脳を活性化させる作用があると言われています!
見栄えが良くないから…と白い粉を取り除いて食べると、
せっかくのチロシンを捨てていることになります。
茹でても白く残っていることがありますが、ぜひそのまま食べてみてくださいね♪
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、、、いかがでしたでしょうか?
たけのこにはこんなに栄養がたっぷり詰まっている食材だったのですね、、、。
冬から春へと季節が移り行き、体調が崩れやすい季節ではありますので、
ぜひ積極的に食卓に取り入れてみてください♪
ミニトマトとたけのこの濃厚チーズ焼き~
■材料
・たけのこ(水煮でも可) (お好みの量)
・ミニトマト (お好みの量)
・玉ねぎ (1/2玉)
・バター (~10g程度)
・焼肉のたれ (大さじ2~)
・とろけるチーズ (適量)
・粉パセリ (少々)
■作り方
① たけのこはキッチンペーパーでよく水気を拭き取り、
5ミリ程度の厚さのいちょう切りにしましょう。
② ミニトマトは1/2に切り、玉ねぎは薄めにスライスしましょう。
③ フライパンにバターを乗せて火にかけ、
溶けだしたらたけのこ、玉ねぎを入れて中火で炒めます。
④ 玉ねぎが柔らかくなり、たけのこの表面にうっすらと焼き色が付いたら、
ミニトマトを入れ、軽く炒めましょう。
⑤ ミニトマトの形が崩れない程度に火が通ったら
焼肉のたれを回し入れて全体に絡めましょう。
⑥ フライパンで炒めた具材さん達をを皿に移し、
チーズを乗せ、レンジで1分加熱します。
このときチーズが溶ければOK!じっと眺めていましょう。
⑦ できるだけおしゃれに上の方からパセリを散りばめれば完成です♪
*チーズを乗せたあと、オーブンでこんがり焼いても美味しいですね~。
★
さて、いかがでしたでしょうか?
今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。
朝晩はまだまだ肌寒く、昼間は上着いらず。なんて事も多く、
気温の変化が激しい季節ですが、ミニトマトや
今回登場したたけのこのように栄養のある食事を心がけ、
健康な状態で春本番を迎えましょう!
それでは、また次回お会いしましょう。
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