宮崎太陽農園

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2023/01/30
皆さんこんにちは。
宮崎太陽農園 スタッフです。

少し遅くなりましたが、

本年も宮崎太陽農園をどうぞよろしくお願い申し上げます!

さて、2023年になり、あれよあれよという間に1月が終わろうとしておりますが、
年末年始は楽しく過ごせましたでしょうか?

一人こたつで暖まりながらテレビを観たり、
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実家に帰省してお話に花を咲かせたりと、
お正月は色々な楽しみ方があると思いますが、
いずれにしても、日本のお正月には欠かせないものがありますよね。
そうです。お餅ですよね。

そして、お正月ならではのお餅と言われて思いつくものはなんでしょうか。
そうです。「鏡餅」ですよね。

とここで、いきなりですが皆さんに鏡餅クイズです。

鏡開きの際、鏡餅の正しい分け方はご存じでしょうか?
お餅を包丁で綺麗に切り分けて食べる?
お餅を木槌でバラバラになるまで思い切り叩き割る?
お餅を高いところから地面に放り投げて割る?

いかがでしょうか。少し悩んでしまう方もいるのではないでしょうか?

実は鏡開きをする際、刃物を使うのは基本的にNGです!
神様が宿ったもの(鏡餅)に刃物を向けることは失礼になるので、
木槌でたたいて細かくするのが正式な方法と言われています。

という事で、今回は「鏡餅」にはどんな意味や思いが込められているのか、
いつ頃誕生したのか、などなど、
意外と知らない事が多い「鏡餅」について、お話をしていきたいと思います。

そしてブログの最後には、
お正月で余りがちなお餅を消費しつつ、
栄養満点なミニトマトも摂取できるレシピをご紹介いたしますので、
ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです♪

それではどうぞ、、、!






まず、古き良き日本のお正月と言えば、門松やしめ縄の正月飾りがありますが、
門松やしめ縄は、お正月にやって来る「年神様」がそれぞれの家に向かう際の目印となり、
鏡餅は、訪れた神様に滞在していただくための「依り代(よりしろ)」なんだそうです。

※年神様とは
→元旦に、それぞれの家に新年の幸せをもたらすために、わざわざ高い山から
降りて来てくださる神様が「年神様」です。
※依り代とは
→神霊がよりつく対象物のこと。

次に、「鏡餅」という名前に「鏡」という漢字が使われている理由ですが、
丸く、平らな形の鏡餅は、ズバリ!「鏡」の形に似せて作ったから
ついた名前との説が有力です!

現在の鏡はさまざまな形やデザインがあり、
中でも、お風呂の鏡や洗面所の鏡等、四角形のものが主流だと思いますが
昔の鏡は青銅製の円形で、とても神聖なものとして扱われていたようです。
また、鏡は光を反射させたり、自身の顔を写し出せたりすることから、
鏡には特別な霊力があると信じられており、祭具として用いられていた歴史があります。

さらには、鏡餅の丸い形は「家庭円満」という意味もあり、
餅を重ねるのには「1年を、おめでたく重ねる」との意味もあるようです。

他にも、鏡餅が日本書紀に登場する「三種の神器」を表しているとの説もあります。
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三種の神器とは、「鏡」「勾玉」「剣」ですが、
鏡餅全体で三種の神器それぞれを全て表すことが
できるそうなんです。

・餅
  →「八咫鏡(やたかがみ)」
・橙(だいだい(みかんに似た果物))
  →「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」
・串柿
  →「薙剣(くさなぎのつるぎ)」を表しているという説があるようです。
  ※串柿とは→渋柿の皮をむき、1本の竹串にいくつか刺して干したもの。

少し話がそれますが、先述した鏡餅の上に載っているみかんに似た果物。
「だいだい」と呼ばれる果物ですが、
元々鏡餅の上には、みかんではなく、「だいだい」という果物が
載せられていたそうです。
実が木から落ちることなく年を越すことから縁起物として使われることになり、
「だいだい」という名前からは、家が代々栄えますように。という意味が
込められているともいわれております。
※ちなみに色鉛筆やクレヨンの(だいだい色)はこの果物の事ですね。

ですが、だいだいは生産量が少なく、手に入りづらかった為、
代わりに生産量の多いみかんが使われ、鏡餅の上に乗せられるようになったそうです。

ちなみに、「だいだい」という果物は非常に酸味が強く、
生で食べることは少ないようです。
薬や漢方、マーマレードやポン酢に使われるくらいなんだそうですよ。

さて、話を鏡餅に戻しますが、
鏡餅は、平安時代ごろには存在していたと考えられており、
「源氏物語」に、鏡餅とも考えられる表現で登場しているんです。

そして室町時代ごろには武家の習慣となり、鎧兜の前に置かれていたようです。
その後、縁起担ぎが好きな商家などに伝わり、
江戸時代ごろになるとじわじわと民衆にも広がっていきました。
武家の習慣だった名残か、鏡餅を切って食べることは「切腹」を連想させる
という事で木槌で割って食べることがよいとされています。

とはいえ、自宅に木槌があるご家庭は少ないのではないかと思います。
必ずしも守らなければならないということは無いみたいですので、
古くから続いている鏡餅に込められた意味や思いを感じながら、
包丁を使うなどして、安全に鏡開きをおこなっていただければ幸いです♪






、、、さて、いかがでしたでしょうか?
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年末年始、鏡餅を置いていなかったという方は、
次の年末年始こそは飾ってみてはいかがでしょうか?

季節をより濃く感じられ、
充実感のある年末年始を過ごせるかもしれませんね。



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ライスバーガーではなくモチバーガー!?

■材料
・お餅 (偶数個)
・ミニトマト (好きなだけ)
・レタス (1つあたり1/2~1枚程度)
・スライスベーコン (1つあたり1/2枚程度)
・お弁当用の小さい冷凍ハンバーグ (※あればなおよし)
・ウズラの卵 (1つあたり卵1個)
・マヨネーズ (少々)
・ケチャップ (少々)
・塩コショウ (少々)
・とろけるチーズ
  ※1枚のものより、バラバラになっているものの方がおススメです。

■作り方

① お餅を電子レンジで20~30秒ほど、偶数個加熱し、少し柔らかくしておきます。
  ※放っておくとお餅がでろんでろんになるので注意!

② ミニトマトのヘタを取り、薄くスライス切りにします。

③ レタスはささっと洗い水気を取り、
  お餅で挟める程度に小さくちぎります。

④ フライパンに少量の油をたらし熱し、ベーコンはお餅に挟まるサイズに切り、
  フライパンで軽く焼き目が付くまで焼きます。

⑤ ベーコンに軽く火が通ったらウズラの卵で目玉焼きを作ります。
  ※フライパンにフタをすると卵に火が通りやすくなります。

⑤ ベーコンに軽く焼き目がつき、卵に火が通ったら、
  とろけるチーズをフライパンで加熱して少し溶かしておきましょう。
  →火力が強いとチーズがカリカリにこげてしまうので注意!

⑤ ハンバーグを用意していただいた方は、この辺りで電子レンジで加熱しておきましょう。

⑤ オーブンかフライパンでお餅が柔らかくなるまで加熱しましょう。
  ※お餅がでろんでろんになるほど加熱すると、具材を挟めなくなってしまうので注意しましょう!

⑤ 柔らかくなったお餅を皿に移し、レタス/ミニトマト/ベーコン/ハンバーグ/ウズラの卵を載せ、
  マヨネーズ/ケチャップ/塩コショウをお好みの量をかけ、とろけるチーズをヘラ等でフライパンから
  具材の上に移し、さらに上からお餅でサンドしたら完成です♪
  ※放っておくとお餅が硬くなってしまいますので、お早めにお召し上がりください。







いかがでしたでしょうか?
今回は上記の材料で作りましたが、
決まりはございませんので
皆様オリジナルのモチバーガーを作ってみてくださいね♪


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さて、2023年がスタートし、
あっという間に1月が終わってしまいますが、
もう少し寒さは続くそうです、、、。
当園の栄養満点なミニトマトを食べていただき、
健康状態万全で、2023年をスタートしていただければ
幸いです。

それではまた次回、お会いしましょう!






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