宮崎太陽農園

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2023/02/27
皆さんこんにちは。宮崎太陽農園 スタッフです。

季節が過ぎるのは早いもので、2月ももう終わってしまいますね。
少し前に比べると暖かい日が増え、夜明けは少しだけ早まり、
地域によっては梅の花が綺麗に咲いています。
春はすぐそこ!という感じが肌で感じられますね。

そんな2月と言えば、節分バレンタイン札幌雪祭りなどなど、イベントがたくさんありますが、
バレンタインデーの起源現在までの成り立ちってご存じでしょうか?

2月の定番のイベントではありますが、意外と歴史についてまでは知られていないかもしれませんね。

そんな今回はバレンタインデーのお話と、
チョコレート&ミニトマトを使ったレシピをご紹介いたしますので、
ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです♪

それではどうぞ、、、!

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まず始めに、
どういった流れで2月14日が「バレンタインデー」として定着したのか。
という所からお話をいたしましょう。

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バレンタインデーの始まりは、
イタリアのローマ帝国時代までさかのぼります。
そもそもの「バレンタインデー」は、
西暦269年2月14日に処刑された、
司祭ウァレンティヌス(英語読み:ヴァレンタイン)を
祭る日だったといわれています。
※司祭とは「カトリックなどの聖職位の一つ。司教の下で助祭の上。


当時のローマ皇帝クラウディウス2世は、
「若者が戦争へ行きたがらないのは、
故郷の家族や恋人と離れたくないからだ!」と決めつけ、
結婚を禁止していました。
そんな中、結婚もできず戦地へ送られる若者を
かわいそうに思ったウァレンティヌスは、
こっそり若い兵士の結婚式をとり行っていたのです。
それを知ったクラウディウス2世はウァレンティヌスに怒り狂い、
二度と法に背かないように言いました。
しかし、ウァレンティヌスはそれを無視し、
残念ながらクラウディウス2世に処刑されてしまいました。

その後、ウァレンティヌスがおこなった愛のあふれる行動は噂話で広まり、
ウァレンティヌスは「聖バレンタイン」という聖人として、
広く知れ渡る事になりました。
そして、ウァレンティヌスの死後、毎年2月14日はローマの国民がお祈りをする日へと定着しました。
そもそものバレンタインデーは、聖ウァレンティヌス司教の死を悼む宗教行事だったんですね。


宗教行事から恋人たちの日へと変わったのは、
司教の殉教後、千年以上が経過した14世紀頃(1301年~)のこと。
ヨーロッパを中心に、大切な人へカードを贈り、愛を伝える習慣へと移り変わりました。
この習慣が始まった理由は諸説ありますが、聖ウァレンティヌス司教が殉教前に、
「光の祝福を与えた女性にカードを贈った」ということにちなんでいるという説があります。
また、旧暦の2月14日頃は鳥のつがいが巣作りを始める時期と重なり、
愛の告白やプロポーズをする日にふさわしい日とされた。という説もあります。


日本ではバレンタインデー=チョコレート。というイメージが定着していますね。
海外でもバレンタインデーにチョコレートを贈ることはありますが、
海外の場合はチョコレートに限らず、カードや花束、お菓子などを
恋人や家族、友達に贈ります。
チョコレートが主役となる日本は海外から見ると少し珍しいのだとか。


また、バレンタインデーにチョコレートを渡すようになったのは、
イギリスが起源。という説があります。
1868年にイギリスの老舗ショコラティエ、
「キャドバリー社」がハート型のボックスチョコレートを発売して以来、
イギリスではバレンタインにチョコレートと一緒に何か贈り物をする事が習慣になりました。

そして日本でバレンタインデーにチョコレートを渡すようになったきっかけは、
一説によると、昭和10年(1935年)に神戸の「モロゾフ製菓」が、
外国人向け英字新聞『ザ・ジャパン・アドバタイザー』で、
「あなたのバレンタインにチョコレートを贈りましょう」という
広告コピーを掲載したのが、日本のバレンタインチョコレート文化の始まりなのだとか。




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いかがでしたでしょうか?
現代の日本では、告白のきっかけや、普段の感謝の気持ちを表す方法として
バレンタインデーが使われていますが、
実はこんなにも歴史が深く、国によって全く違う発展を遂げているんですね。

バレンタインデーはもう終わってしまいましたが、
終わってしまった今だからこそ、チョコレートを用意して自分なりの方法で
感謝の気持ちを伝えたり、
愛の告白をしてみると、バレンタインデー当日よりも
相手の印象に残るものになるかもしれませんね。


という事で、バレンタインデーとチョコレートの関係性について
お話をしてまいりましたが、
ここからは、チョコレート自体にはどのような栄養が含まれているのか。というお話をしていきたいと思います。

チョコレートの魅力を感じていただけましたら、
ぜひブログの最後にご紹介いたしますレシピを作ってみてくださいね♪


~チョコレートの栄養~

■「カカオポリフェノール」
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カカオポリフェノールは、カカオを主原料とする
チョコレートの代表的な栄養成分です。
チョコレートを食べたときの苦味は
このカカオポリフェノールから来るものです。
抗酸化作用を持つポリフェノールは
体内の酸化を抑えてくれるので、お肌の老化防止や、
動脈硬化予防、精神安定、リラックス等の効果も期待できます。

■「食物繊維」
カカオには、食物繊維の一種である(リグニン)も
豊富に含まれています。
リグニンは、腸のぜん動運動を活性化させる働きが
期待できるため、腸内環境を整え、便通を良くする効果に
期待が出来ます。

■「テオブロミン」
テオブロミンはチョコレートに含まれる苦味成分で、
カカオはテオブロミンを含む数少ない食物といわれています。
テオブロミンには、血流アップや覚醒・興奮を促す作用があるため、
脂肪の蓄積や、体重増加を抑えてくれると言われています。

※様々なチョコレート食品が販売されていますが、
 ご紹介したような効果が特に期待できるのは、
 カカオが70%以上含まれるハイカカオチョコレートです。
 しかし、チョコレートが体にいいとはいえ、
 脂質や糖質が高いので食べすぎには注意してください!








チョコでトマトがデザートに~ミニトマトのチョコレートフォンデュ~

■材料

・ミニトマト (好きなだけ)
・板チョコ (1枚~)

※大小サイズの違うボウル等をご用意ください。



■作り方

① ミニトマトのヘタを取り、水で洗い水気をよく取っておきます。
  ※湯むきをするとチョコレートが固まりにくくなりますので、皮は剥かないのがベストです!

② ヘタを取ったミニトマトに爪楊枝等を刺し、フォンデュしやすい準備をしておきます。

③ チョコレートを適当に割り、包丁で簡単に刻み細かくしておきます。

④ ケトルや電子レンジ等でぬるま湯を作り、大きい方のボウルにお湯を入れます。
  ※沸騰したお湯でチョコレートを溶かしてしまうとチョコレートの風味が飛んでしまう事がありますので、50度前後がベストです!

⑤ お湯を入れた大きいボウルの中に小さいボウルを浮かべます。
  ※絶対に小さいボウルの中にお湯が入らないように注意しましょう!

⑥ 小さいボウルの中に刻んだチョコレートを入れ、ヘラ等でじっくり混ぜながら溶かします。
  ※電子レンジでチョコレートを溶かそうとすると、すぐに焦げてしまうので、
   湯銭でじっくりゆっくり溶かしましょう。

⑦ チョコレートをフォンデュしたら一旦お皿等に並べ、チョコレートが固まるまで
  冷蔵庫で冷やしましょう!

⑧ チョコレートが冷たく固まったら完成です♪








さて、1年で1番短い2月ももうすぐ終わり、
分かれの季節3月がやって参りますね。
お仕事をされてる方も、学生の方も、何かと忙しくなる
季節だと思いますので、肝心な時に体調を崩すことのないよう、
当園の栄養満点なミニトマトを食べていただき、万全な状態で3月を迎えましょう!

それではまた次回、お会いしましょう。




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