
冬服に蔓延る毛玉の話~今月のレシピ:ミニトマトと切り干し大根のゴマ塩和え~
2025/10/29
皆さん、こんにちは。宮崎太陽農園スタッフです。
ようやく暑い日々が終わり、涼しく過ごしやすい秋の季節がやってまいりました。
薄手の夏服に別れを告げ、あたたかな冬服を出しましたが、
いざ袖を通すと目に入る毛玉…。
急いでブラシで毛玉を取ったものの、この時期厄介ですよね。
今回はそんな冬服のお悩み、毛玉のお話です。
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毛玉は衣服の繊維が絡まり、塊となる現象です。
見栄えが悪くなるだけでなく、
毛玉を何回もブラシで取り除くと
衣服のダメージに繋がるため、
できれば毛玉がつかないようにしたいところです。
★
そもそも毛玉とはどのように発生するのでしょうか。
原因の一つが「摩擦」。
身体を動かすなどして服がすれることで、
繊維が絡み合い、徐々に大きくなって毛玉となります。
そのため脇の下や袖など、よく動かしたり、
カバンなどのアイテムが
よく触れたりする場所に発生しやすいです。

もう一つの要因が「静電気」。
冬は空気が乾燥しており、静電気が発生しやすい環境です。
静電気は衣服の繊維同士を引き寄せるため、
毛玉が発生するきっかけとなります。
毛玉はアクリルやポリエステルといった
化学繊維の衣服でよく見られます。
柔らかく、保温性に優れた冬服にぴったりの繊維ですが、
強度が高いために発生する摩擦も強く、
毛玉がたくさん生まれてしまいます。
また、衣服をギュウギュウに詰めた状態で収納していると、
長時間の圧迫から大量の毛玉の原因になります。
夏服と比べかさばる冬服は、
収納時も衣服が押し付けられていることが多いですね。
これらの要因もあり冬服は毛玉に悩まされることが多いのです。
毛玉を予防するには
この「摩擦」と「静電気」をいかに防ぐかが重要となります。
・着用後にブラシで衣服の毛並みを整える
・洗濯する際は服を裏返し、ネットに入れて洗う
・静電気予防の柔軟剤を使用する
・収納する際は衣服が圧迫されないよう、スペースに余裕を持つ
などの対応が有用です。
着用時から洗濯、収納と予防策を丁寧に行っていくことが、
毛玉を防いで衣服を長持ちさせる秘訣といえるでしょう。
静電気がよく発生する人は、身体に電気を溜め込んでしまう帯電体質とされています。
体に電気が溜まってしまう要因の一つに、体内のミネラル不足が挙げられます。
ミネラルは水に溶けると電解質として電気を通す働きを持ち、
ミネラルが不足していると体内の電気は動くことができなくなってしまいます。
水分とともにナトリウムやカリウムなどのミネラルを十分摂取すると、
身体から放電が行われるようになり、結果静電気の発生を抑制できると言われています。
来年も大好きな衣服を着るために、毛玉対策は面倒くさがらずにしっかり行うようにしたいですね。
みなさんも衣服のお手入れを見直してみてくださいね。
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今回紹介するレシピは、いつもの食事にミネラルをちょっぴりプラス、
「ミニトマトと切り干し大根のゴマ塩和え」です。
■材料(2人分)
・ミニトマト 4個
・切り干し大根 10グラム
・しらす干し 10グラム
・すりごま 大さじ1
・塩 小さじ1/2
・ゴマ油 小さじ1
・かつお節 1袋
【作り方】
①ミニトマトはヘタを取り、4等分にする。切り干し大根は水でよく洗い、水気を切る。
②ボウルに全ての材料を入れてよく混ぜ合わせる。
③しばらく置いて味を馴染ませたら、器によそって完成!
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さっと簡単に作れるので、もう一品!というときにぜひ作ってみてくださいね。

今回のブログも最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは、また来月にお会いいたしましょう。
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