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癒 【禅】

2013/07/05
  『癒』


先日いつもお願いしている美容院へ行ってきました。
この美容院、とても『癒』されるんです。
お店がとても柔らかいというか、ざわついてなくて、
ゆったりした時間が過ごせるんです。

これって、オーナーの人となりが反映されてるんですね。
口調もしぐさもいたって穏やかで、温かいお人柄が滲み出てらっしゃいます。

お店の名前は「シンセリティ」。誠実とか誠意という意味なんですね。
まさにそんな感じの素敵なお店です。

皆様いかがお過ごしでしょうか。禅でございます。

本日のお題は『癒』です。

『癒』とは、本来の意味は病気や傷が治ることをいうのですね。
最近では特に心の傷を『癒』すような時に使う事が多いようですね。
病気や傷とまではいかなくても、ホッとしたい時や喧噪を忘れたい時などにも
静かな場所やペットなど動物に心の『癒』を求めますよね。

人の心とはいとも簡単に傷ついてしまうんですね。
調子のいい時は多少のことでは傷つきません。
でも、いったん下降しはじめたらちょっとしたことで傷ついてしまいます。
そしてこういう時は何故か次から次へと傷つくような出来事が連鎖しがちですね。

普段なら遣り過ごせるような事でも心が弱ってますから
過剰に反応してしまうのかもしれません。
こういう状態の時は、何をやっても思い通りに行かないことが多いですし、
逆に傷口をひろげかねませんよね。
冷静で適格な判断ができない状態になっているせいかもしれませんね。

ですから、わたくしはこういうときは、あえて「静か」に過ごすように心がけています。
コップの中の濁った水から、砂や泥を掻き出そうと必死になっても、かき混ぜて余計に濁らせてしまいます。
静かに放っておけば、自然に砂や泥は下に落ち、綺麗な水だけ上になりますね。
綺麗になる時間は人それぞれ違うでしょうけど、いずれ間違いなく綺麗になりますもんね。

静かに過ごせる空間と時間、これがわたくしにとっての『癒』になります。
皆さんはどんな『癒』をお持ちでしょうか?

癒.jpg

回りの方々をほんわかさせられるよう、
いつも『癒』しのオーラを発する人間になりたいと思う今日この頃でございます。


  禅

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