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陽のめぐみ

2020/11/30
こんにちは。宮崎太陽農園スタッフ2号です。季節は秋から冬へと変わりつつあり、もうじき12月がやって来ますね。
郵便局員さんと神主さん、そしてサンタさんが忙しくなる季節ですね。
さて、今回はそんな冬場の寒さからくる体調不良を整える、
ミニトマトを使った方法をお話しいたしましょう。
冬場は家の外は寒く、家の中では暖房で暖かい環境が多く、
このようにして気温の変化が激しくなると自律神経が乱れてしまったり、寒さでお腹が冷えたり、
逆に暖房が効きすぎた部屋で汗をかき、体表温度が下がりすぎてしまい、
体内温度が下がり、内臓の動きが悪くなり、胃のむかつきや便秘や下痢などを起こしやすくなるらしいのです。
そんな冬場の不調を防ぐためには、内臓の動きを活発化させ、内臓温度をたかめて
調子を整えていくのが大切だと言われています。
特に、腸の動きを良くしたり腸内環境が整備されていると便秘や下痢をしにくくなり、
肌荒れやアレルギーやインフルエンザなどにもかかりにくくなると言われています。
では、一体腸内環境の整備とはどうすればいいのか?、、、という所ですが、
直接温める以外にも方法はあります。
1、腸の中に住んでいる善玉菌を増やして悪玉菌を減らすこと

善玉菌とは小腸・大腸に棲む腸内細菌で、乳酸菌(ビフィズス菌やガセリ菌等)などのことを言います。
納豆やキムチ、ヨーグルトなどの発酵食品は、善玉菌をたくさん増やす働きがあります
また玉ねぎやごぼうバナナなどに多く含まれているオリゴ糖などを取ることによっても増えていくそうです。
2、消化物を体外へ排出する役割がある食物繊維をたくさんとること
野菜類や海藻類に多く含まれていますが、食物繊維には「水溶性」と「不溶性」の2種類あり、どちらも善玉菌のエサとなることで腸内を善玉菌優位にみちびき、腸のぜん動運動を促します。
ちなみに、よくある糖の吸収を抑える飲み物にたくさん含まれている「難消化性デキストリン」とは水溶性食物繊維のことなんですよ?
なるほど、善玉菌や食物繊維の力で腸内環境を整えることが大事なんですね~、、
さて、皆様お待たせいたしました。ここで遂にミニトマトさんの登場です。
なんと、ミニトマトには水に溶ける水溶性と水に溶けにくい不溶性の両方の食物繊維を兼ね備えているんです!
ちなみに、ミニトマトには100gに約1.4g前後の食物繊維が含まれています。
食物繊維を含む食品を積極的に食べることで便秘解消に役立ち、
腸内が健康になりやすくなります。
今の時期だとやはり食物繊維をたくさん含んでいる豆類や根菜類などと一緒に、
ミネストローネやチリコンカン、トマト鍋なんかもいいですね~

という事で、冬場の不調を防ぐためには、内臓の動きを
活発化させ、内臓温度をたかめて調子を整えていく為にも
当園の栄養満点なミニトマトを食べ、
今年の冬も元気に乗り越えていきましょう!
それではまた次回。
2020/10/27
こんにちは、宮崎太陽農園 スタッフです。9月に入って少しずつ涼しくなり、過ごしやすい気温になってきましたね。
朝晩など、寒さ対策として服を着こんだり、靴下を重ねて履いている方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
暑い夏だけでなく、以外にも秋から冬にかけても、脱水症状になる事があるようです。
脱水症状による救急搬送の件数では、夏に続いての第2のピークが、この時期だと言われています。
中でも、糖尿病や高血圧などの生活習慣病があったり、栄養不良、肥満気味の方は、
かくれ脱水になるリスクが高くなると言われています。
という事で、このシーズンに気を付けたい隠れ脱水の予防策と、
隠れ脱水のサポートをしてくれるミニトマトの栄養についてお話をして行きましょう。
まず初めに、ミニトマトの主な栄養素としては、
ナトリウムやカリウムなどのミネラル分や

リコピン、クエン酸、食物繊維が豊富に含まれています。
紫外線等の影響で体内の活性酸素が増えると
体内の代謝過程において様々な成分と反応し、
過剰になると酸化ストレスによって
細胞傷害(細胞の老化)などをもたらします。
紫外線を浴びるとしわやしみ、 肌の張りなどが
無くなったりするのは、それが原因です。
そして細胞が老化すると、生活習慣病などになるリスクも高まります。
酸化ストレスの解消や 、汗をかき失ってしまったミネラル分の補給には、
抗酸化作用があるリコピン、クエン酸、ミネラル、水分等を同時に摂取できるミニトマトがピッタリです。
さらに、ミニトマトは多くの水分を含んでおり、1粒には 90%以上の水分を含んでいると言われています。
最近では、ミニトマトが市民マラソンランナーの補食で用意されるなど、
トマトは脱水対策食品として認知されているというお話もあります。
ミニトマトは、効率よく水分と栄養を補給するにはもってこいの食べ物だと言えるのではないでしょうか。
隠れ脱水を避けるために、朝1杯のお水とともにミニトマト数個を
朝食に組み込んでみるのはどうでしょうか。

トマトはお酢につけてピクルスにしたり、
生のままサラダにしてもサッパリいただけますし、
加熱してベーコンや ズッキーニなどと煮込みにすれば、
おいしく、そしてより栄養を摂取できますね。
連日続いていた猛暑が過ぎ、一気に肌寒い毎日ですが、
栄養や水分を上手にとりこみ体調を整えて過ごしていくかが
隠れ脱水や日常に潜んだ生活習慣病予防につながると思います。
皆様、当園の栄養満点なミニトマトを食べ、季節の変わり目を元気に乗り越えましょう!
2020/09/24
こんにちは、宮崎太陽農園 スタッフです。まだまだ暑い日は多いですが、
朝晩涼しい日もあり、なんとなく秋が近づいてきているなと感じますね。
さて、当園では今年もミニトマトの苗を植えました。
せっかくですので、定植の流れを写真付きでご紹介していきたいと思います。
↓↓↓↓

まずは更地にします、、、
次に整地してから畝上げをします、、、


白黒マルチというものを敷きます、、、
苗が来たら植えます。これは定植といいます、、、

さて、定植の流れをご覧いただいた所で、
一体どれくらいのミニトマトを植えているの?という疑問にお答えしましょう。
ハウスの面積によって異なりますが、
一番多い6連棟のハウスで約3,600本植えます。
今シーズンは少し減らしますが、昨シーズンまでは、
全ハウスで約7万本を植えました。
そして、今年はミニトマトを少し減らした代わりにキュウリを約6,000本植えました。
そんなミニトマトがいつ頃収穫できるの?という所ですが、
植える時期によって収穫時期も異なりますが、
例えば8月15日頃に植えると、10月初旬から収穫できます。
10月に植えると12月頃からの収穫となります。
積算温度が関係してきますので、
基本的に暑い時期ほど早く収穫できます。
最後に、この頃の太陽農園はというと、
季節柄、台風がいくつもやって来ます。
毎年規模は違いますが、それなりに被害を被ります。
台風シーズンが終わってから植えればいいようなものですが、
それでは収穫が遅れ、皆様へのお届けも遅れてしまいます。
そんな訳で、台風を承知の上で8月中旬頃から毎年植えています。

台風を乗り越えた当園の元気で栄養満点な
ミニトマトやキュウリ、
是非ともご賞味いただければ幸いです。
それでは、またお会いしましょう。
2020/07/27
こんにちは、宮崎太陽農園 スタッフです。この頃は梅雨らしい天気が続いており、いっその事早く夏がやって来てほしいなと思う今日この頃ですね。
そんなこれからやって来る夏の季節に、海外でトマトの祭りがあることを皆さんはご存知ですか?
今回はスペインで開催されているトマト祭りについてお話していきたいと思います。
スペインのトマト祭り、その名も「ラ・トマティーナ」
スペイン国内はもちろんのこと、世界中の人たちが参加しトマトを投げ合う祭りです。
人口約1万人の街がそんな日には2万人以上に膨れ上がります。驚くべきトマトのカリスマ性ですね。
スペイン3大祭りの
セルビアの「春祭り」、「牛追い祭り」、
バレンシアの「火祭り」
に次ぎ、このトマト祭りはスペインの第4の祭りとも言える人気を誇っています。
8月にバルセロナへ行くのなら、ぜひ立ち寄って見てみたい祭りですね。
と、トマト祭りの事について簡単にご説明させていただいた所で
さらに詳しいご説明をしていきましょう。
まず、トマト祭りはスペイン東部のバレンシア州「ブニョール」という街で開催されます。
あのオリンピックが開催された街バルセロナからおよそ400km離れたとても静かな田舎町です。
そんな静かな街の様子が一気に変わる日、

それが「ラ・トマティーナ」です。
大量のトマトを積んだトラックが街へやってきて
ものすごい勢いで街の人々に投げつけていきます。
投げつけられた街の人々はそのトマトを拾い
また投げ返す、もはや祭りというよりも
トマト喧嘩ですね。
しかし、柔らかいトマトでも全力で投げつけたら
意外と痛いものです。
愛にあふれるお祭りなのでそのままトマトを投げるのではなく、
少しだけ手の中でつぶしてから投げるみたいですよ。
トマトは皆さんを優しい気持ちにさせる素晴らしい野菜ですね。
そして、そんなトマト祭りに使われるトマトの量はおよそ100tと言われています。
数字だけ言われてもまったく想像がつきませんね、、、
ここまで話しましたが、きっとここで疑問が生まれますよね、
そもそもなんでこんな摩訶不思議な祭りが始まったの?と。
トマト祭りの始まりは諸説ありますが、1940年代
道端でトマトを売っていると、たまたま店先で喧嘩が始まり
ちょうどお店に並んでいたトマトを投げ合ったことが始まりだとのことです。
この喧嘩1つが少しづつ形を変え、かれこれ80年近く続いてしまうなんて、
これも人々を引き付けてしまうトマトの魅力の一つでしょうか?
そして最後に豆知識ですが、
100tものトマトが祭りに使われ、「トマト食べ放題!」と思うかもしれませんが
実はこの祭りに使われるトマトは祭り用に作られたトマトらしく
あまりおいしいものではないようです。
と言う事でトマトの祭りならぜひスペインへ
おいしいトマトを食べたい方は是非当園の栄養満点のミニトマトを
ご賞味ください!
~最後に~
現在、新型コロナウイルスの感染が世界中に広がっており、
日本や海外でイベントや祭りが次々に中止となっておりますが
一刻も早く感染の拡大が止まり、
安全で平和な世の中になることを心より願っております。
それではまた次回お会いしましょう。
2020/06/29
こんにちは、宮崎太陽農園 スタッフです。6月という事で季節は梅雨真っ盛りですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回のブログでは「ミニトマト」ではなく「キュウリ」についてお話をして行きたいと思います。
というのも、当園では今年の4月から「キュウリ」の栽培を始めたのです。

当園では、9月頃から植付を開始して、
早ければ10月頃から収穫が始まり、翌年2月か3月頃まで収穫を続けます。
そこでまた植え替えて4月頃から7月頃まで収穫する予定です。

キュウリは毎日収穫しないと1日で大きくなりすぎて、
商品価値がほとんどなくなります。
その為、当園では交代制で勤務し、
日曜、祝日も必ず誰かが出勤して収穫をできるように
しています。
そして、最後に皆さんが気になる「よいキュウリの選び方」を少しだけご紹介しましょう。
品種にもよるとは思いますが、針のようなトゲトゲがあれば間違いないです。
スーパーに並ぶ頃にはいろんな人が触るので、あまりトゲトゲはないでしょうけど。
農園から直接送ったものは、トゲトゲがあるので、皆さん喜んでくださってます。

宮崎県のお日様をたっぷり浴びて元気よく育った
宮崎太陽農園の「キュウリ」
皆さんもぜひ一度、ご賞味いただければ幸いです。

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